"庭があるアパートメント"をコンセプトに芝生が敷かれた敷地内をグルりと回遊しながらアプローチをする世田谷区上野毛に建つデザイナーズ
やわらかな芝生や外構部のグリーンに対比するようにブラックフォルムの外観とコンクリートを多用した室内はスタイリッシュなデザインになっています。
表通りからは専用の通路を通って奥に進むと、
綺麗に手入れがされた芝生の敷地とスタイリッシュな建物が現れます。
全9室ある各室入口は建物を囲むように東西南北全方向に付いており、玄関入ってすぐに1階の居室+階段上がって2階居室のメゾネットプラン6室と3階まで階段を上がって3階フロアを使用したフラットプラン3室とで構成されています。
1階部分の窓を敢えて大きくとって外に開かれた雰囲気は、長屋のようなオープンなコミュニティ形成を意識したものになっているようです。
建物の周囲を囲むように敷地に敷かれた芝生はそんなオープンな住戸の庭代わりの役割も果たしてくれています。
当室は、31.90㎡の3階フラットプラン。
パイン系の木の感触と白い壁はナチュラル感覚にあふれ、最上階のメリットを活かした屋根までの高い天井とあらわになった木の梁からまるでログハウスの中にいるよう。
室内の外構に設えたデスクなど、デザインオフィスのようなイメージはSOHO従事者には特に興味をいただけるとも思います。
窓がついた高い天井のバスルームなど中々普通の住居には無いデザインです。
設計は、伊藤博之氏 / 伊藤博之建築設計事務所