築30年以上の古い家をリノベーションで甦らせた2006年度グッドデザイン賞受賞の賃貸物件
今では少しづつ増えてきた木造戸建てのリノベーションの走りともいうべき物件で、建築家のアイデアによって魅力的に変身を遂げた好事例となっています。
特徴は、戸建て住宅の小割されていた部屋を1-2階に大きく分けて賃貸用にしている事。窓の無かった地北側外壁に採光のため窓を開け、そのため大きな空間を十分照らすだけの安定した光を得ることが可能になりました。
外観は、独特なエンジ色。旧さを感じさせない個性的ながらも周辺にうまく溶け込んだ和モダンなイメージを創り出しています。ガラスに映りこむ明るい緑と外壁のエンジ色が境界で衝突しそれぞれの色を強く高めあっているようでもあります。
今回募集するのは、1-2階のお部屋。2階に15帖の居室、1階にはトイレとバスルームを配置したメゾネットタイプのお部屋です。
内観は、むき出した柱と梁、そして無垢の床材が特徴のシンプルで斬新なデザイン。自らのアレンジで創造して住みこんでほしい空間です。
リノベーション設計は、菊地宏氏 / 菊地宏建築設計事務所