価格訂正いたしました!!MAMM Design設計。"Hut/Roof/Box"のバトンタッチ(ご売却)
自然の宝庫でもある湖沼『手賀沼』のレイクタウンに建つ"MAMM Design"設計の物件です。
千葉県我孫子市の閑静な住宅地に令和1年に建てられた御宅ですが、このたびオーナーご夫妻のご転勤のためバトンタッチ(ご売却)していただける方の募集を開始することになりました。
当地は都内への好アクセスと、スーパーやコンビニ、
最寄りの我孫子駅までは歩いても11分ほど。JR常磐線で品川駅までは乗り換えなしで行けますし、常磐線と連結する東京メトロ千代田線利用時には始発駅のメリットを生かしてラッシュの時間帯でも座れる点が通勤にも大変便利な立地です。
光や風、緑などの自然を採り入れることをコンセプトにしたこちらのお家。
そのため建物の最大の特徴でもある敷地いっぱいに架けた大きな陸屋根の中央に開けた中庭が設けられています。
屋根の上は、芝生で全面緑化し、愛犬のためのドッグランとして、また眼下に広がる手賀沼への眺望や夏の花火大会を楽しむ場としています。
中庭の周りに生活のメインとなるスペースを配置し、部屋を介して回遊できるようあまり使い方を固定せず、使い勝手に応じて建具でスペースを区切ることが可能になります。
また、1階は隣家の屋根よりも高い位置に高窓を設けたことで空への抜けをつくり、開放感が確保されています。
南側には屋上の他にも花火が眺められる位置にデッキバルコニーも設置されています。
また、玄関の前にはハナレのようなお部屋がありますが、こちらは書斎やご自身のオフィス、またはお客様をお招きできるサロンなどに活用がいただけそうなスペースです。
寝室である2階のボリュームは切妻屋根。通りから見えるとんがり屋根と大きな開口部が特徴的です。
建物を下から見上げると高く浮かんだ板のような屋根、屋根の上にポツンと立つ小屋、そして屋根の下のガラスと白い壁によるキューブといった独特のコンポジションが現れています。
土地の歴史をたどりますと、物件の建つ我孫子は特に手賀沼湖畔の景観の風光明媚さにより、明治時代末頃、志賀直哉、武者小路実篤、柳宗悦、バーナード・リーチなどの著名な文化人が居を構えたり湖畔に別荘を持ったことで「北の鎌倉」と称され、文学の街として白樺派の拠点となった場所。
シニア世代の方には、豊かな自然と歴史を静かに楽しみつつ、自動車の免許を手放した後も便利に生活できる点が当地のメリットにもなっているようです。
また、このエリアは、『手賀沼ふれあいライン特定地区』という景観づくりの厳しい基準が設けられているほど、手賀沼のその美しい自然の景観と周辺環境の秩序維持がキープされています。
湖畔では、多くの自然公園やビオトープ、博物館等の施設、広場がありますし、ディンギーヨットや遊歩道を利用したサイクリングやジョギングを楽しむ事ができます。
イベントとしては、毎年8月には大規模な『手賀沼花火大会』が開催され、地域の夏の風物詩になっていますし、10月にはマラソン大会が開催されます。
手賀沼の自然と緑の環境を大切にする心、建物やデザインを愛するマインドを引き継いでいただける方がいらっしゃれば何よりです。
【建築家紹介】
MAMM DESIGN一級建築士事務所
間田 真矢
一級建築士
1977 山口県生まれ
2000 日本大学工学部卒業
2000-01 象設計集団勤務
2001-05 香山壽夫建築研究所勤務
2010 MAMM DESIGN設立
2018- 日本大学理工学部非常勤講師
間田 央
一級建築士・アメリカ建築家協会(AIA)会員
1973 島根県生まれ
1998 東京大学大学院工学系研究科終了
1998 大成建設入社
2006-07 KPF勤務
2010 MAMM DESIGN設立