横浜駅すぐの西区平沼に現れる、都会の隠れ家。
コンクリート現しの天井と無垢材の床が織りなす、インダストリアルで温かみのある空間。
SOHO、住居、オフィス…自由な暮らし方がここから始まります。

横浜駅にほど近い西区平沼の一室を舞台にしたリノベーションは、都市の利便性とインダストリアルな美意識が融合した空間です。

もとは事務所仕様の一室を住居にも対応できるよう刷新し、38㎡という広さを生かしたフレキシブルなプランニングを実現。最大4名程度のオフィス利用やSOHO、単身居住まで幅広いライフスタイルに寄り添います。
室内でひときわ存在感を放つのは、大梁とコンクリート現しの高い天井。無機質でありながらも素地の美しさを生かし、光の当たり方で表情を変える豊かな素材感が特徴です。天井に走るダクトとライティングレールが加わり、ギャラリーのような空気感を漂わせます。
床には温かみのある床材を敷き、無骨さの中に柔らかさをプラス。斜めに切られた壁面は、空間に奥行きを与えると同時に動線を滑らかに導きます。コンパクトながら丁寧に設えられたキッチンは、無機質なモルタル壁と木のカウンターの対比が美しく、機能とデザインを兼ね備えています。
都市の躍動と日常の暮らしをシームレスにつなぐ、横浜らしいリノベーション空間といえるでしょう。