人気物件はすぐ埋まる?申込から契約までの流れ
(デザイナーズ賃貸を上手に押さえるポイント)
人気エリアやデザイナーズ賃貸では、募集開始から数日どころか数時間で申し込みが入ることも珍しくありません。
さらに近年では、退去前・内見開始前の段階から「先行入居申し込み」を受け付ける貸主も増えており、人気物件の競争はますます熾烈になっています。
ここでは、内見後に「住みたい!」と思ったらどんな手順を踏むのか、また先行入居申し込みの最新事情も交えて、申込から契約・引渡しまでの流れを解説します。
① 内見 → 即検討が基本
気になる物件ほど、他にも同時に検討している方がいます。
そのため、内見後の判断と書類準備のスピードが成功のカギ。
準備しておきたい情報
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入居希望日
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勤務先・年収など申込情報
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連帯保証人情報(必要な場合)
② 入居申込(仮押さえ)
申込書を提出すると「申込順位」が確保され、原則1番手が優先されます。
申込み後は審査がスタートし、追加書類などが求められることも。
注意したいポイント
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書類をすぐに出せるよう準備
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SOHO利用・ペット飼育等は申込前に確認
◆急増中!「先行入居申し込み」とは?
まだ前入居者が居住中で内見前の状態でも、「入居希望」を先に申し込む制度です。
先行入居申し込みの特徴
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審査内容は通常と変わらない
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内見開始時に現状確認
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問題なければそのまま本契約へ進むケースが大半
つまり、人気物件は内見前に決着する時代。
気になるお部屋が出たら、情報の段階で動く方が勝ちに近い、という状況です。
③ 入居審査
不動産会社・管理会社・保証会社などが審査を行い、多くは2〜5日程度で結果が出ます。
支払い能力・緊急連絡先などが主な確認項目です。
※外国籍の方、SOHO利用、短期契約などは追加資料が必要な場面もあります
④ 契約手続き(本契約)
審査通過後、契約書への署名・押印、初期費用の支払いを行います。
初期費用の例
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敷金・礼金
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仲介手数料
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前家賃・管理費
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保険・鍵交換費 など
⑤ 引渡し・鍵のお渡し
入居開始日から鍵を受け取り、新生活スタート!
設備不具合は引渡し時に記録しておくと安心です。
人気物件を逃さない3つのコツ
1|事前審査資料を早めに準備
2|希望条件の優先順位を明確にする
3|先行入居申し込みも検討する(特にデザイナーズは必須)
まとめ
人気物件は「内見前に申し込み → 審査 → 内見 → 即契約」という流れも一般化しつつあります。
気になるお部屋を逃さないためには、素早い情報収集と決断力が大切。
不安な点は、信頼できる不動産会社へ早めに相談しながら、チャンスをものにしましょう。

