世田谷区下馬。世田谷公園にもほど近い三宿通りから一歩路地を中に入った場所に建つSOHO可能なデザイナーズ集合住宅
ひとめ見て周辺の建物との違いがわかる白くてスタイリッシュな外観が特徴的の当物件。
角が丸くなったフォルムの建物には、ランダムに開かれた窓が並んでいます。
ちなみにこの丸まった形状から、建物名には『taart』というオランダのロールケーキの名称が付けられています。
お部屋は建物中央の階段を取り囲むようにして配置されていて、それぞれがとても個性的です(エレベーターはありません)。
当室は、3階に入口のあるメゾネットプラン。
玄関入ると右手には5.7帖の個室。
やや天井高が低めですがオープンクローゼットがあり住居では寝室としてSOHOでもプライベートルームとして機能すると思います。
左手にはトイレとバスルーム。
バスルームには猫足のバスタブ。当物件ではバルコニーがないので浴室乾燥機が設置されています。
階段上がった4階は14.5帖の広いリビングと2.7帖のキッチン。
キッチンは階段横に設置され、メインスペースの邪魔をしていません。
建物の曲線がそのまま形にあらわれた室内は床のPタイルや塗装された壁など白を基調にしたスタイリッシュでどこかスペーシーな雰囲気。
共用廊下を望む窓がやや気になるところですが、周辺に配慮した小窓では足りない採光面での配慮としては致し方ないところかもしれません。
内観には余計なものがないシンプルなデザインがなされており、まるで小さなギャラリーや美術館の様な非日常的な空間になっています。
最寄りの三軒茶屋駅または祐天寺駅まではやや距離が有りますが、バスが多く通っているため不自由さはさほど感じないと思います。
それよりも世田谷公園やカフェ、センスの良いショップなどを楽しみながらユルリと暮らせる環境面を重視するならとても魅力があるロケーションでもあります。
個性的なデザインから特にデザイン関係の方のご入居も多く、お仕事場ご兼用のSOHO使用にもお薦めしたい物件です。
設計は、石田敏明氏 / 石田敏明建築設計事務所