白金高輪駅から歩いて6分ほどの港区三田5丁目に建つ、2019年竣工のデザイナーズマンション
ランダムに並んだ多くの窓と要塞のような独特の外観が特徴的な物件ですが、周辺のマンションやビルに溶け込みながらもその存在感を示しています。
3階当室は、40.82㎡のメゾネットプラン。
角地というメリットを生かした3方向に開いた窓からは燦燦と明るい陽光が入り込み、とても明るく開放的な室内空間になっています。
そして、上下階ともに広めのオープンテラス(ルーフバルコニー)を設ける事で面積以上の広さも感じられます。
バスタブがないシャワールームのみなため、充実した浴室を求められる方には向かないかもしれませんが、用途としてSOHOはもとより事務所利用ができますので、白金高輪エリアの利便性とブランドを生かしたワークスペースとしてご利用いただくのがベストな選択かもしれません。
なお、共用部も充実させた当物件では、「めぐり土間」と称する屋根と吹き抜けのある鉄骨の共用階段を作り、光や空気、また視線も抜ける空間を専有部以外にも創り出しています。
また、階段の踊り場のベンチにはコンセントも用意されているなど、居住者が居室を出て、第2の書斎、憩いの場所として利用できる空間にもなっていますし、共用テラスにはアウトドアキッチンも設けられ、交流の場としても機能するように設計されています。
オーナーさんも建物内におられるため管理も良好ですし、日常にデザインを感じながら気持ちよく過ごしていただける物件だと思います。
設計は、井原正揮+井原佳代氏/ihrmk一級建築士事務所