ポートランドのライフスタイルが引き続き注目されていますね。
地方都市ながら文化の度合いも高くてアメリカ人の住んでみたい街には必ず最上位にランクインしているそう。
自然、自由、コミュニティ、DIY、食、インディペンデントな風土など自分のライフスタイルと照らし合わせても共感できるところが沢山ある街です。
当然、どのような住まいにどのような人たちがどのようなライフスタイルで住んでいるのか興味のあるところ。
調べてみるとサスティナブルでDIYが盛んな土地柄、やはりというか、ラグジュアリーではなくバリバリの新築ではなく、リノベーションによって個人のライフスタイルを表現する人が多いようです。そして、個人的にもそちらのほうに目が向きました。
そして色んなサイトを巡りたどり着いたのがフォトグラファーの方のサイトなのですが、美しい写真とともにファミリーが住まうリノベーションの家に特に興味がそそられたのです。
ポートランドの街からやや離れた川や湖に囲まれた小さな島の中、もともと造船所の労働者や測量士のための家(社宅のようなもの)だったものを、家族の住まいとしてリノベーションした小さなコテージ。
キッズルームとロフトのある平屋の1bedルームは間違いなく普通のアメリカの家からはかなりコンパクトな造り。それでも十分すぎる程の濃密度を感じることができるお家です。
緑が豊富に感じられるロケーションで、屋根には同様に緑化が施されていて、デッキのテラスが外に向かって広がっています。
室内は自然と古材となった内壁をそのまま見せていたり、その他はおそらくDIYであろう白塗装が施されていたり、子供たちの明るい笑顔がいつも間近に感じられる家の中の小空間。
手の届く範囲の豊かな贅沢さが見て取れるまさに住まい手のライフスタイルが具現化されたお家だと思いました。
日本においても緑豊かな地方の平屋や空家などで見習えるかもしれませんね。