ロサンジェルス郊外の緑の渓谷”トパンガ・キャニオン”。
クリフトン・リーという人が2万㎡の土地を買ったのが1970年。元々大きなトレーラーで家族とともに住んでいたところ、自分で家を建てたいと思い立ちこの土地を購入したそう。
その後、この土地にDIYでいくつか建てた小屋に土地の魅力に惹きつけられた人達が徐々に集まり、個性豊かなコミュニティが形成されてきました。
今回ご紹介するのは、前述の大家さんが貸し出した小屋では無く、夫婦とその仲間達でセルフビルドをしたこれもまた小さな小屋であります。
貸小屋が全て埋まっていたため、大家さんに直談判して空いた土地に廃材を使って作られたのがこちら。
建築家の夫と画家と雑貨店オーナーの妻は平日は働き、週末にコツコツとセルフビルドをして、完成後にウィークエンドハウスとして快適に使われているそう。
海にも15分ほどで行けるので、サーフボードとウェットスーツは常時小屋の中に。
所有にこだわらず、創り出す過程を愉しむために時間をかけて手に入れた自分達の秘密基地。羨ましいかぎりです。