SOHO物件について

賃貸物件を探していると、「SOHO」という言葉を良く耳にし、目にされる事も多いかと思います。

読み方は「ソーホー」なのですが、正式には「スモール・オフィス、ホーム・オフィス」。
読んで字の如く、小さな自宅オフィスという事になるのですが、ITの発達とともにアメリカで流行をし始め、日本では2001年くらいから名前を耳にする事が多くなってきたように思われます。
わざわざ遠くのオフィスに行かずとも自宅でできる仕事であればワークライフバランスの観点からも良い事ですよね。

このSOHO物件、WEBやデザイン関連のお仕事をされる方など、インディペンデントまたは少人数で仕事を済ます事ができる業種の方々に特に人気が高く、都内では益々需要が高まっています。
オフィス物件に比べ総じて敷金などの初期費用が安く済みますし、またデザイナーズ物件であれば、内装費もかけずに客映えもする恰好いい場所が仕事場になるなどの理由もあるかと思います。

ただし、これも良い所ばかりでなく、バスルームの面積が仕事場としては無駄になる、駅近好立地の物件が少ない、法人登記ができない、などのデメリットがあることも確かです。
そういった諸事情をわりきってみることができれば、個人的にはとてもお薦めの使い方だと思っています。
(最近は住まずに事務所オンリーの使い方ができる物件も増えてきました。)

好立地に建つ空室がちになってきた旧いマンションなどもうまくリノベーションして行けば、そういった需要に応える事ができ、もっともっと仕事がしやすい東京になっていくと思っています。

SOHO物件、これからも要注目です。

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