時代を映す”デザイナーズマンション”

この建物、どこかでみたことがある??


こちらの一見してデザイナーズとわかる建物、どこかで見たことはありませんか?

ご存知の方は、ドラマ好き(しかも一昔前!!)のミーハーさんかもしれません(笑)

そう! こちらの建物、実はかの一世を風靡したトレンディドラマ「抱きしめたい!」で浅野温子さん演じるアサコが住んでいた場所なのです。

室内のシーンはスタジオセットでしたが、物件の外観や共用部自体は実在のものを使用していました。

この物件、中野区にあった「アトリウム」という物件で1985年に建てられたデザイナーズマンションでした。

「あった」「でした」と申しますのも、残念なことにすでに建て壊されておりまして、今となっては見る事ができません・・

この物件、私が「デザイナーズマンション」なるものに初めて触れた記念すべき建物で、高名な建築家、早川邦彦氏/早川邦彦建築研究室の手によるものです。

チェッカーフラッグのような意匠が施された中庭を囲む4つの住棟には、ピンクなどそれぞれ異なる色彩が施され、その当時の豊かで楽しいライフスタイルが思い起こされます。

こちらのドラマ、私が就職したてで京都に赴任している際に放映しておりまして、大好きな東京恋しく、毎週欠かさず見ていたものです。

今にして思えば、内容も薄ーーーいもので(失礼)でしたが、華やかで脳天気なバブルに沸いていた当時の東京そのものでもありました。

今では時代も変わり、そういった”デザイナーズ”の物件を皆様にご紹介し、ご入居をしていただくようになりました事、何かのご縁か因果(笑)かと思っております。

現在においても、ロケでデザイナーズマンションを使いたいというTV局や制作会社さんからのお問い合わせも多々頂いております。時代が変わっても今の流行を先取りしている事は変わっていないようです。

皆さんも時代を映す”デザイナーズマンション”に住んで、東京の一時代を演じてみてはいかがでしょうか? ご入居は弊社が責任を持ってお手伝いいたしますしますので(笑)!

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